読み取り精度が高いAI-OCRは、導入後の運用を見据えた機能と特色の把握が必須。業務課題解決のための適切な機能選びは、より高い費用対効果を生みます。
ここでは、明確な料金体系で特徴的な機能を持つ、おすすめのAI-OCRのオンプレミスを紹介します。
目次
AI-OCRの導入を検討する際は、料金体系を把握し、運用を想定したシミュレーションを必ず実施しましょう。
オンプレミス版AI-OCRのメリットの1つは、定額性プランを選べるサービスが多いことですが、従量課金制を選ぶことで費用を抑えたスモールスタートも可能。
月間、年間で発生するランニングコスト把握し、自社での運用が可能かしっかり検討しましょう。
初年度は初期費用を払い、次年度からは、更新料を支払う定額制の料金体系です。そのため、OCRが無制限に利用可能です。
こんな企業や課題におすすめ
毎月、一定のOCR使用料が含まれた費用を払い、OCR使用制限を超えた分から料金が加算されます。利用量に応じた支払いが可能な料金体系です。
こんな企業や課題におすすめ
2つのOCRエンジンが各々の認識結果を自動で突合せ。目視箇所の大幅削減で、作業者の確認時間を短縮
金融・流通・農業・建設・自治体・物流・購買
定額 | 従量課金 |
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○ | ○ |
トライアル | |
○ 60日間無償(機能制限なし) |
日本語・英語の他に、多くの言語の読み取りに対応。海外(シンガポール)での利用実績あり
金融・介護・卸売・自治体・運送・製造
定額 | 従量課金 |
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○ | ○ |
トライアル | |
○ 初月無料 |
スマホアプリでの書類撮影に対応。AI歪み補正エンジンと組み合わせ整形し文字列を認識
金融・卸売・建設・物流・メーカー・M&A仲介
定額 | 従量課金 |
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- | ○ |
トライアル | |
○ 5日間無料(100枚まで) |
■選定条件
「AI-OCR オンプレミス」 でGoogle検索(2023年11月6日)をして表示された、検索結果全13ページに表示されたAI-OCR(オンプレミス)ソフトのうち、
HP上にオンプレミスの料金体系が掲載されている3社を選出。
初期ライセンス (初年度) |
従量課金プラン 1,108,800円(税込) 定額プラン 2,217,600円(税込) |
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継続ライセンス (2年目以降) |
従量課金プラン 184,800円(税込)/年 定額プラン 369,600円(税込)/年 |
2つの異なるOCRエンジン(従来のOCRエンジンとAI-OCRエンジン)が、認識結果を突合し、確認が必要な項目のみ抽出するベリファイOCR機能により作業を効率化。
大量の書類の読み取りでもOCR処理が終わった1枚目からすぐに確認が可能。待ち時間のないスムーズな業務進行が行えます。
世界で高いシェアを誇る同社製スキャナ「fiシリーズ」との組み合わせで、より高精度で安定した文字認識を提供。
折り目のついた紙や薄い領収書もスムーズに給紙。原稿破損や重送防止機能で、給紙トラブルを未然に回避し、作業効率低下を防ぎます。
自治体や医療、製造、文教など幅広い分野の紙を起点とする様々な業務で「紙の電子化・帳票情報のデータ化」を実現してきたDynaEyeシリーズ。
「正確・安全・高速」を体現するソフトの評判が評判を呼び、オンプレミスのOCRソフトとして累計7,700社以上に導入(2023年3月確認時点)。OCRパッケージソフトとしても2022年時点で国内シェア1位(※)を獲得しています。
公式HPでDynaEye 11 AI-OCRの
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問診票、任意予防接種の申請書を1件ずつ手入力でデータ化しており、入力結果を複数人で目視確認しているため、手間と時間がかかっていた。
健診のデータ入力時間を60%削減に成功。改善によって時間と心の余裕が生まれ、次のステップの改善を考えるなど職員の意識に変化が生まれた。
毎月実施しているアンケートの回答を集計するために、回答を1枚ずつ手作業でExcelに転記。時間と作業負荷が発生していた。
1か月分のアンケートの回答入力にかかる時間が1/6に短縮。空いた時間で個別相談の対応時間を増やすなど、別の業務に集中できるようになった。
認識できる文字の種類 |
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主な機能 |
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読取機能 |
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出力形式 |
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DynaEye 11 AI-OCR導入に必要な環境のセットアップ、読み取る帳票の初期設定など、導入し運営に至るまでのサポートする「AI
-OCRスタートアップサービス」を提供しています。
また、導入検討の際は「無料事前検証サービス」を事前に利用でき、帳票を送るだけで、事前に製品導入の効果やOCRの精度を検証・評価が可能です。
DynaEye 11 AI-OCRの全ての機能を60日間使用できる無償評価版を提供。実際の運用と同様に使用できるため、本導入と差異なくOCRを体験できます。
また、無償評価版の使用時にも導入をサポートしてくれるので、ITの知識が無くても安心です。
公式HPからDynaEye 11 AI-OCRの
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会社名 | 株式会社PFU |
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所在地 |
本社 石川県かほく市宇野気ヌ98-2 横浜本社 神奈川県横浜市西区みなとみらい4-4-5 横浜 |
URL | https://www.pfu.ricoh.com/ |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 土・日・祝日・年末年始 |
初期費用 | 従量課金プラン なし 定額プラン 1,056,000円(税込)/PC |
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年間費用 | 従量課金プラン 1,056,000円~(税込)/年 定額プラン 211,200円(税込)/PC・年 |
AIReadは、日本語、英語、中国語(簡体字、繁体字)、タイ語、ベトナム語、そのほかの東南アジア圏やロシア語などの文字の読み取りが可能。海外に向けて事業を展開する企業にとってはおすすめの機能です。
AIReadは、オンプレミスでは、ひとつのPCにインストールして使用するスタンドアロン版、社内ネットワーク上で使用するサーバ版があります。使用方法に合わせて導入が可能です。
AIReadでは、帳票の設定を行わなくても画像の文字を抽出し、テキストデータに変換することが可能。特にレポートや書面など、数十ページにわたる長いテキスト資料のデータ化に向いています。
公式HPでAIReadの
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特許情報に関する数千ページもの各国特許庁発行書類の中から必要な箇所をピックアップし、直接システムに入力していくという業務を5名で処理。数多くの業務を抱える中で、この入力作業に月間約360時間かかっていた。
AI-OCRの結果が、ユーザー側で設定した値以上であれば、目視での確認作業を不要に。読み取りからシステムへの取り込みまで、バックグラウンドで自動的に動作させることが可能になり、作業の付加が減った。
得意先から送られてくる毎月数千枚の紙の請求書をシステムに手入力するか、商品と一緒に送られてくる納品書を目視で確認する必要があり、こうした一連の作業が大きな負荷になっていた。
AI-OCRとデータの抽出・変換・格納を行うETL(AIRead ETL Option)で構成されたシステムの導入で、入力作業の自動化を実現。さらに仕入計上データ(納品書のデータ)と請求書のデータマッチングを行う照合システムを自社開発し、仕入業務の大幅な効率化に成功。月初や繁忙期に発生していた21時ぐらいまでの残業が、今ではほぼなくなりました。
認識できる文字の種類 |
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主な機能 |
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読取機能 |
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出力形式 |
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公式HPに記載がありませんでした。
初月無料のトライアル版の利用が可能。
会社名 | アライズイノベーション株式会社 |
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所在地 | 東京都中央区勝どき3-13-1 フォアフロントタワーⅡ12F |
URL | https://airead.ai/ |
営業時間 | 9:00~17:15 |
定休日 | 土・日・祝祭日 |
初期費用 | 従量課金プラン 1,000,000円~(税不明) |
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月額費用 | 従量課金プラン 340,000円~(税不明)/月 |
提供するスマートフォンアプリで撮影した書類は、AI補正エンジンが歪み・たわみを整形し、高度に文字データを抽出します。
アップロード後はすぐにブラウザ上で確認可能。社外からでも漏れなく領収書や書類をデータ化できます。
業務に必要な機能をパックオプションとして追加可能。 名刺や、運転免許証、決算書など、必要に応じてオプションを選択できます。
多くのパックはスマホ撮影に対応しているのも特徴です。
デスクトップアプリ、スマホアプリの、管理・連携機能により、情報のグループ管理や、テンプレートの自動振り分け、マスター連携など、かゆいところに手が届く使い勝手を実現しています。
純正アプリの豊富な機能を、高いセキュリティで利用が可能です。
建築設備工事の見積書作成で、1日の大半は自社システムへの入力作業に費やしていた。
建物の規模により入力の作業量が変わる。
大型案件の入力は以前は2週間かかっていたが1週間で終わるようになった。
システム上FAXでしか発注できない取引先を含めて、受発注を行える仕組みづくりを迫られた
FAXの発注書を自動で受注側担当のフォルダに格納、問屋を通さないフローを構築できた。
認識できる文字の種類 |
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主な機能 |
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読取機能 |
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出力形式 |
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導入初期費用の中に、データ抽出の設定などに利用できる10時間対応相当の、サポートチケットが含まれています。
解決したい内容に応じて、チケットを消化することが可能。
無料トライアル「5日間100枚まで」と、有償で「5日間200枚まで」など、全部で3つのトライアルプランが用意されています。
通常のトライアルでは「請求書パック」が提供されますが、他パックを希望する場合は相談が可能です。
スマートOCRの公式HPから
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会社名 | 株式会社インフォディオ |
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所在地 | 東京都文京区本郷2-27-20本郷センタービル5F |
URL | https://www.smartocr.jp |
営業時間 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
定休日 | 公式サイトに記載がありませんでした。 |
対象:「お勤め先でAI-OCRを使用したことがある」と回答した男女167名
期間:2024年6月11日実施(調査機関:Fastask)
対象:「お勤め先でAI-OCRを使用したことがある」と回答した男女167名
期間:2024年6月11日実施(調査機関:Fastask)
ここでは、実際にAI-OCRの無料トライアル版を使用して、読み取り精度や使用感をレビューします。AI-OCRの導入を考えている場合は、ぜひ参考にしてください。
DynaEye11には富士通が誇る学習関連AIシステムHuman Centric AI Zinraiが搭載されており、非常に高い精度での文字認識が可能です。
OCRを導入するにあたっての大きな障壁の一つとして、定義の作成に時間がかかる、というものがあります。そうした課題を解決するために、DynaEye11では定義画面を刷新し、ガイドに従うだけでOCRを使ったことがない方でも簡単に操作できるインターフェースを実装しています。
DynaEye11ではOCRで読み取った結果の確認・修正機能のみを使用することが出来る専用ライセンスとして「Entryマルチステーション」が用意されています。
DX Suite(AI inside Cube)は、クラウド型ORCソフトウェアとして高い知名度を誇るDX Suiteのオンプレミス・バージョンです。専用のエッジコンピューター「AI inside Cube」とセットのパッケージとなっており、クラウド型とは異なり閉塞環境で使用できるため、個人情報や機密情報を扱う業務であっても問題なく導入することができます。
伝票や申込書、送付書、請求書などを一日に大量に処理しなければならない現場であっても、AI inside Cubeシリーズなら問題なく導入可能です。
自治体や金融機関、製造業、建設業など、幅広い業種で導入されているDX Suite。事業の種類を問わず様々な非定型帳票対応しています。
FormOCR v.8.0は、従来型OCRエンジンにAI-OCRエンジンを組み合わせた独自のハイブリッド型OCRエンジンを搭載しています。従来型OCRエンジンの特徴であるハイスピード処理と、AI-OCRエンジンならではの高い認識精度を兼ね備えており、実務運用に適したバランスの良いシステムとなっています。
FormOCR v.8.0は年額での固定料金制となっています。どれだけの枚数・項目を読み取っても追加料金は一切発生しないため、好きな時に好きなだけ使用することが可能となっています。
シンプルな操作性もFormOCR v.8.0の大きな特徴の一つです。専用の帳票を新しく用意する必要はなく、既存の帳票をそのまま転用することができ、また、自動抽出機能を使えば読み取り領域設定も簡単にすることができます。
インフォディオが提供するスマートOCRは、独自開発のAI文字列エリア認識エンジン、AI文字認識エンジン、AI歪み補正エンジンにより高精度な文字認識を実現しています。
スマートOCRでは、独自の技術により、非定型帳票を得意とするスマートEXデータ抽出エンジン、AIが読み取り対象項目の学習を行います。
スマートOCRはUI/UXが優れており、ユーザー管理、マスター連携やデスクトップアプリ、スマホアプリが日々の業務を効率化することに大きく貢献します。
AIReadは、オンプレミス、クラウド(SaaS型、LGWAN-ASP型)など、さまざまな形態でAI-OCRの利用が可能です。また、AIによる学習機能があります。
国産のローコード開発ツールWagby(ワグビィ):ジャスミンソフト社や、国産のETLツールWaha! Transformer:ユニリタ社などと連携し、優れた拡張機能を発揮します。
自治体向けAI-OCRソリューション(新型コロナワクチン接種予診票対応)や請求書仕訳支援クラウドなどに活用されています。
AI-OCRシステムは、顧客会社ごとの個別学習を行い、全体学習では例外となるケースでも、正確な読み取りを行うことが可能です。
手書きの英数記号の読み取りを可能にし、記載されている文字に対して、個別に読み取り学習を行います。
また、伝票において、英数記号項目は伝票番号や商品コード、金額など、誤りを許容できない英数記号に特化しています。
もっと見る
SmartReadは、独自開発のAIエンジンを活用し、ドキュメントの種類を自動で判別・仕分けした上で、さまざまな活字や手書き文字を高精度で読み取ることができます。
実際に利用する現場従業員への教育も不要なSmartReadのUI/UXは多くの顧客に評価されています。一部署だけでなく、全社的な業務効率向上に貢献できます。
SmartReadはAPIをはじめとする連携機能が充実しているため、RPAやデータ連携ツールを通して既存システムとスムーズに連携し、企業のデータ活用やDXを推進します。
ABBYY® FlexiCapture®は、多様なチャネルを介して、さまざまな帳票をAIを使って自動的に抽出、理解、処理します。
報告書やマネジメントのための一連のプロセスを管理。重要なデータ・テキストは、業務ルールや要件に応じて識別・検証され、自動的に振り分けられます。
非定型な伝票・申込書などは見出し語登録により読み取りします(項目サーチ機能)。請求書は見出し語登録なしで自動読み取り可能です。
定型文書は範囲指定により手書き文字を含めて読み取りします。AI(ディープラーニング)を活用した高精度な文字認識を実現します。
訂正ワークフローの設定や帳票定義情報の再利用など、必要な機能を使いやすい形で実現します。
OCRで読み取りたい項目名を設定するだけで、個々の項目設定をする必要はありません。オンプレミス環境で、クラウドに情報をアップロードしなくて済むため、気密性の高い情報を読み取る場合でもセキュリティ面で安心です。
近年、多くのAI-OCRは従量課金制ですが、MAI-OCRは使用量に関係なく固定費用で使用することができます。
これまでのOCR技術を融合し、既存エンジン+AI-OCRエンジンのハイブリッドOCRにより、業務・運用・帳票特性に合わせた革新的なOCRシステムを提供。
AI-OCRエンジンをオンプレミス環境で提供し、一般的なAI-OCRの仕組みのようにネットに繋げることなく高いセキュリティ環境を維持しつつ、低コストでの導入を実現します。
入力効率を考慮した修正画面と既存OCRシステム機能の踏襲により、高い操作性を実現します。
コストを抑えて導入を早く始めたい場合はクラウド型、会社データセンター内にサーバーを設置したい場合はオンプレミス型を提供します。
AIが人と同じ判断方法に基づき、手書き情報の読み取り精度は業界でも高い水準にあります。テストデータ数は約35,000件です。
DEEPREADは幅広い業界業種への展開を行っているため、カスタマイズ機能が充実しています。
Documentation Oneは、Global Walkersが作成したAI-OCRエンジンを活用することで、高精度な書き起こしを可能にしています。
通常のAI-OCRのみでは100%の精度を出すことは不可能ですが、人の目によるチェックを行うことで、100%に近い精度を実現しています。
Documentation Oneでのチェック作業は、クラウドソーシングなどの不特定多数によるチェックではなく、すべてGlobal Walkers専属のチームによるオンサイトでの実施を徹底しています。
Paperoidは、AI-OCRによる読み取りの効果を高める帳票の振り分けを自動化します。
多種多様な帳票の入力業務を自動化し、手作業による入力の手間を削減することにより、業務効率化を実現します。
AI-OCRの技術を駆使し、フリーフォーマットの帳票に記載されているすべての文字をテキスト化、キーワード検索機能も備わっており、どの資料の何ページ目にそのキーワードが記載されているかを検索することができ、資料を有効活用できます。
AIパピルスは、独自の高度なAI-OCRエンジンにより、契約書のようにレイアウトが複雑な非定型文書も、文書のフォームを識別して分類し、文字を認識することができます。
繰り返し学習を行って認識率が低い文字の認識率を高めていく機能、傾斜文書や枠からはみ出た文字を前処理機能を使用して認識する機能、自然言語処理により誤字や誤認識の補正をする機能を搭載しています。
AIパピルスで、会社にある活字や手書き書類を外部からすぐに検索し、活用できるようになります。
AI帳票OCR Ver.9(WisOCR)は、FAXで送受信された帳票のかすれた文字などの低品質文字にも強い高精度なAI-OCRエンジンを搭載しています。
帳票の活字、手書き文字、チェックマーク、バーコード、QRコードなどを認識して、データ化することが可能です。日本語第二水準漢字にも対応しています。
特殊二値化処理を搭載し、背景がある部分のOCR認識が可能です。自動車検査証(グレー、青)や色のついた枠などに記入されたチェックマークなどの認識にも対応できます。
DirectCloud-OCR(β版)のサーバー環境は、AWS東京リージョンを利用。電力障害時の運用を可能とするため、予備電源をデータセンターに備えています。
情報セキュリティ統制に関する顧客からの高い水準の要求に応えられるよう、プライバシーマーク(Pマーク)および情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格であるISO 27001の認証を取得(※)しています。
DirectCloud-OCR(β版)では、物理的に3カ所のデータセンターにファイルを保存されます。これにより、システム障害や自然災害、その他の障害に直面しても迅速な復旧が可能です。
AIが解析して必要な情報を読み取るため、表形式では1行もしくは列ごとに1箇所の指定のみで足ります。その結果、従来のOCRでは困難だった複雑な段組の帳票も読み取りが可能になります。
ドキュメント読み取り時のテンプレートをAIが自動識別。アップロードするだけで、適切なテンプレートを自動的に選び出すため、多品種小ロットの帳票読み取りに適しています。
AIスキャンロボ®は、常に顧客の声を取り入れ、成長を続けています。自社開発のクラウドサービスにより、対応は早く充実しています。
AI-OCR 帳票認識サービスは、個人の手書き文字のクセに影響されない高い認識精度を可能とするために、深層学習と高度言語処理を活用しています。
AI-OCRの認識結果の確からしさを、日立独自のアルゴリズムによる確信度スコアで提供します。
サービスプラットフォームをクラウド上に構成。また、専用の機器を必要としないため、特定の期間に集中する業務や少量多種な帳票業務などに対しても、導入コストを抑えてスケーラブルなサービス利用が可能となります。
CEC AI-OCRは、AI(ディープラーニング)の活用により、使えば使うほど読み取り精度が上がっていきます。
2行に折り返して記入しても、1行として読み取ります。書き間違いに訂正印を押したり、黒丸で塗りつぶしたりしても読み飛ばして正しく読み取ってくれます。
OCRで読み取る文字入力部分を指定するだけで、誰でも簡単に読み取りフォーマットが作成できます。
AI-OCRサービスは、クラウドを経由で手書き文字や数字をテキストデータに変換。AIを搭載しているため、従来のOCRをはるかに超える精度の読み取りを可能にします。
また、セキュリティ機能も備え、自治体、金融機関で利用されています。
クラウドサービスのため、場所を選ばずに利用可能です。
LAQOOTは、24時間365日自動でデータ化します。
専用のシステムエンジニアを抱えなくても、誰でも簡単に帳票を設計することが可能。ブラウザ対応のため、専用の環境も必要ありません。
精度が高いデータ化がされるため、多くの確認業務は必要ありません。必要な場合でも、簡単に帳票の最終確認が可能です。
CLOVA OCR Readerは、請求書などの紙帳票やPDFをアップロードするだけで簡単にテキストデータ化し、認識結果の確認/編集/出力/システムへの連携が簡単に行えます。
認識精度が高く、クラウド型のアプリケーションのため、導入後すぐに利用が開始でき、在宅ワーク環境でも利用が可能です。
4ステップで、エンジニアでない方にも簡単に操作することができます。直感的で分かりやすいUIです。
MOVFAX AIは、2021年に開催された一般社団法人ASP・SaaS・AI・IoTクラウド産業協会(ASPIC)主催の「IoT・AI・クラウドアワード2021」において、「AI部門 ASPIC 会長賞」を受賞(※)しました。
AI-OCRの技術を利用して、FAXなどで受信した帳票を自動的に文字化できるクラウドサービスです。識字率は99.2%あります。
自社のインターネットサービス「MOVFAX」などと連携することにより、受信したFAXの読み取りやデータ化ができます。
Chatoraは、手書き書類や各種紙帳票の文字を読み込み、データ化するサービスです。AI画像認識技術を活用し、識字率は96.7%に達します。
業務において紙媒体が必要とされる会社でも、Chatoraを利用すれば手書き帳票を読み取りデータ化できるため、データ入力にかかる時間を大幅に削減することが可能です。
Chatoraでは、帳票の自動仕分け機能を搭載しており、複数のフォーマットでも自動で仕分けを行い、所定のフォルダに分けて保存することが可能です。
アクシスリードは、手書き書類や帳票の文字読み取りを行い、AIによる20,000文字を超えるトライアルで導き出された読み取り精度は96.71%です。
簡単なマウス操作だけで読み取り設定ができるため、ITスキルや事前学習の必要はありません。誰でも、すぐに始めることができます。
他社では数十万~数百万円かかる初期費用が無料です。クラウドなので、サーバ等ハードウェアの準備も必要ありません。
AnyForm OCRは、独自開発の手書き日本語エンジン(AI OCR)を標準搭載したソフトです。
帳票のデータ化に必要な機能を豊富に揃えており、入力業務の効率化を図ることが可能。また、プログラミングの知識がなくてもさまざまな帳票を作成できるため、自社でのスムーズな運用を叶えられます。
帳票の書式を問わずにOCRを活用できることでデータ入力業務の生産性向上を図れ、投資効果を得やすいのも魅力です。
COMITXは株式会社InfoDeliverが提供するAI-OCRソフトです。デジタルBPOを実現する共創型BPaaS業務基盤で、各業務に最適化されたAI×OCRエンジンが特徴。各業務専用に学習させたAI×OCRを用意しているため、導入してすぐに業務に活用できます。さらに継続学習により精度を向上させていくことが可能です。帳票追加や内容変更などに対しても、アフターフォローが充実しています。
AIよみと~るはNTT東日本が提供している手書き帳票データ化サービスです。大量の書類をデータ化することにより、帳票処理業務の稼働削減を期待できます。読み取り精度は96.71%を誇り、クセ字や枠はみ出し、訂正印、複数行の文字、手書き訂正なども正確に読み取ることが可能です。また直感的で使いやすいブラウザベースの利用者画面となっているため、システムに詳しくない方でも手軽に導入できます。
本人確認書類や容貌の撮影をリアルタイムで実施し、オンラインで本人確認をスムーズに完了させることができるのがDeep Percept for eKYCの特長です。このソリューションにより、即座に本人確認を行い、リードタイムを大幅に短縮し、顧客の離脱を防ぐことができます。さらに転送不要郵便が不要となるため、郵送料金を削減することができます。AI-OCRとの組み合わせにより、入力業務などの事務コストも削減可能です。
請求書処理における優れた特徴を備えているAI-OCRです。多様なフォーマットの請求書から情報を抽出でき、「金額」や「支払先」などの一般的な項目だけでなく「明細」などの項目の抽出も行えます。さらに事前設定が不要で、学習済みのAIにより即座に利用開始でき、読み取り箇所の指定も不要。ユーザーがAIの結果を修正した際、一つのボタンで再学習でき、抽出精度をさらに向上させられます。
全文AI-OCRぜんぶよむもんは、株式会社シナモンが提供するAI-OCRツールです。仕様書や報告書、点検記録、図面、実務・試験データ、取扱説明書、マニュアル、専門誌など、幅広い種類の文書の読み取りに対応しています。また漢字やひらがな、カタカナ、英数字、記号・単位の読み取りも可能で、手書きと活字いずれも91%以上の読み取り精度を実現しているのが特徴です。
AI-OCRらくスルーは、ディーププランニングによるAI機能により、96.71%もの読み取り精度を誇る手書き帳票データ化サービスです。誰でも簡単に使えるため、導入も容易に行えます。
その後、社会の基幹システムなどにデータ化した情報を転記・登録する場合は、RPAとの連携で業務削減効果が期待できます。
また月々の利用料は使用する量に合わせて適したプランが選択可能。ライトプラン・スタンダードプラン・プレミアムプランの3プランがあり、トライアルプランも用意しています。
カミヨミOCRは、AIが膨大なデータを学習しており、96.71%という高い読み取り精度を誇るツールです。直感的な操作ができる画面デザイン・レイアウトで、必要なのはマウス操作とちょっとした入力のみ。誰でも使いこなせるのが特徴です。またRPAとも組み合わられ、読み取りからシステム登録までの稼働時間も削減できます。社内での活用における不安や心配は、年中無休のサポートデスクで対応しているため、いつでも相談できる体制が整っています。
AISpectは、AIを使って画像や書類から文字を読み取るシステムです。文字を認識する制度が高く、請求書・表・レシートなどさまざまな文字を読み取ります。無駄を省いた操作性の良さで、誰でも簡単に使いこなせるのがポイント。カスタマイズすることでよりニーズに合ったシステムを提供しています。
easは、AIとオペレータによって高い精度のデータ化を叶えています。書類の特徴に合わせてカスタマイズが可能。今までOCRツールではデータ化が難しかった書類にも対応できます。3つのプランがあり、必要な件数に合わせて選べるのも特徴。1ヶ月のトライアルプランも用意されており、初期費用なくお試しができます。
フィーチャ株式会社が提供するAI-OCR fichaは、文字の読み取り精度が高く、非定型文書にも対応可能です。1枚あたりの処理スピードは1~2秒と速く、作業がスムーズに進められます。
お客様それぞれがより使いやすいように、専用のカスタマイズにも対応したツールです。他社では対応が難しいといわれた事項の読み取りも、対応できる可能性があります。
AI-OCRは、主にオンプレミス版とクラウド版でリリースされており、ここではオンプレミスのメリット・デメリットについて紹介します。
AI-OCRのオンプレミス版は導入費用が高く、OCR量が少ないとランニングコストが高くなる場合があります。
しかし、インターネット回線を使用しないため、機密情報を扱う場合のセキュリティに長けていることが大きなメリット。
また、クラウドと比べて、アップロード・ダウンロードが発生しないため、作業全体の時間が短縮できることもポイントです。
だからこそ、大量の書類を効率良くOCRする作業に向いています。
ここでは、AI-OCRについての基礎を紹介します。また、従来のOCRとの違いについても解説します。
AI-OCRは、AIの搭載によって従来のOCRより、はるかに高いパフォーマンスをもっていることが特徴で、代表的なものが下記4つとなります。
これらの技術革新により、AI-OCRは業務の効率化を促進し、作業時間の削減や誤りの少ないデータ処理を実現しています。
たくさんの会社から数え切れないほどのAI-OCRがリリースされている昨今、自社にあった製品を導入したいのであれば、AI-OCRの無料トライアルを受けておくことをおすすめします。
とはいえ、ただ闇雲に利用するだけでは意味がありません。上司や会社全体を説得し、AI-OCRの本格導入を進めたいのであれば、きちんとした効果検証を行っておくことが大切です。
テレワークやペーパーレス化が急速に浸透した現代においては、AI-OCRは紙資料のデータ化などの業務効率化に大きく貢献してくれるツールの一つです。とはいえ、導入する際にかかる費用が気になっているという企業担当者様も多いのではないでしょうか。
自社にあったAI-OCRを検討する際に大切なのが、「費用対効果」をきちんと確認すること。ポイントを踏まえた検討で、自社により効果が見込める製品を選ぶことが何よりも大切です。
AI-OCRが取り扱うことになる情報の中には、セキュリティ対策が必要な個人情報をはじめとした機密情報も含まれています。個人情報を多く取り扱う企業においては、社内規定などを理由として導入を見送らざるを得ないケースも少なくありません。
この背景はAI-OCRのベンダーも把握しており、近年ではセキュリティ面に配慮したAI-OCRも多く登場しています。
導入するAI-OCR製品を検討するうえで知っておきたい要素のひとつが、オンプレミス型とクラウド型の違いです。この2つは、できることは同じでも、似て非なる特徴がいくつか存在しています。自社にあったAI-OCR製品を導入するためには、それぞれの違いを把握したうえで、製品を比較することが大切です。
RPA(Robotic Process Automation)は、ルーティン化されたパソコン業務を自動化してくれるツールです。RPAはAI-OCRとの相性が非常によく、連携させることでさらなる業務効率化を実現してくれることから、昨今注目を集めています。
企業のDX推進やペーパーレス化、業務効率化などを後押ししてくれるツールとして、近年多くの企業で導入が進んでいるAI-OCRですが、中には「AI-OCRが思ったより使えなかった」と感じられてしまっている場面もあるようです。
とはいえ、ケースによっては解決策もあることから、一朝一夕に判断することはおすすめしません。
紙の書類からデータを抽出しデジタル化してくれるAI-OCRは、業務効率化ツールのひとつとして多くの企業で導入が進んでいます。とはいえ、AI-OCRにも弱点はいくつか存在しており、効率的にAI-OCRを扱っていくためには、メリット・デメリットをどちらも把握しておくことが大切です。
ここでは、業種別に導入事例を解説。成功事例をチェックして、自社の課題が解決できるのか確認しましょう。
近年では、得られるメリットの多さから、AI-OCRを導入する自治体の数も増えてきています。ここでは、自治体の導入事例を紹介します。
形式が異なる書類を大量に扱うという点は、銀行がAI-OCRを導入する際の大きな課題の一つです。また、膨大な過去資料は引き続き紙媒体ベースで管理し、AI-OCRを導入した後の書類はデジタルベースで管理するといった二重管理問題も、同様に銀行がAI-OCRを導入する際の障壁の一つといえます。
AI-OCR関連技術の進歩によって、従来型のOCRエンジンでは対応が難しかった枠外に飛び出す文字の認識や、非定型帳票の自動読み取りに対応するソフトウェアが珍しくなくなった現在、窓口で非常に多くの媒体書類を取り扱う保険関連企業にとって、AI-OCRの導入によって得られるメリットは非常に大きいものであると言えます。
物流業界においても、手書きの文字を認識できる高性能なAI-OCR関連技術は非常に大きな役割を果たしています。膨大なデータをシステムに手作業で入力する際に生じるさまざまな課題を、まとめて改善することのできる技術です。作業効率だけでなく、情報管理体制の改善といった観点からも、きわめて重要な存在になってきています。
形式の異なる書類の処理を行わなければならないという点は、建設業界がAI-OCRの導入を検討する際の課題の1つでしょう。これまですべての書類処理を手作業で実施していた企業は、AI-OCRを導入することで作業効率の大幅アップが見込めます。また、テンプレートなどを用意しておけば、より簡単にデータを管理できるようになるでしょう。
卸売業では、フォーマットの異なる注文書の整理とデータ化が、AI-OCRの導入を検討する際の課題となりやすいです。これまであらゆる書類を手作業でデータ化していた企業は、AI-OCRの導入によって従業員の作業負担の軽減と業務効率アップが期待できます。また、商品名やコードの自動変換機能が搭載されているものなら、業務効率化が見込めるでしょう。
近年では、作業効率の向上を目的として、AI-OCRを導入する企業が増加傾向にあります。特に、フォーマットの異なる書類の処理やデータ化などの業務にかかる時間的・身体的負担の大きさは、企業のほとんどが課題としている部分です。
このページでは、AI-OCRの導入に成功した製造業の例として、世界的時計メーカーであるセイコーエプソン株式会社と国内最大手段ボールメーカーである株式会社トーモクを取り上げています。
IT業界では企業成長に伴って取引先の増大やユーザーの増加が一気に発生することもあり、結果として各種帳票のチェックやデータ入力といった経理業務などの負担増に経営体制が追いついていないケースもあるようです。そのためIT企業でもAI-OCRの導入が進められており、実際にAI-OCR導入で大幅な負担軽減も叶えられています。
年末調整業務にAI-OCRを導入することで、社員全員分の給与や控除についての情報入力をほぼ自動化することができ、また、紙媒体の書類を保管するためのスペースが不要になります。年末調整業務のDX化を検討している場合、AI-OCRの導入によって得られるメリットは非常に大きいと言えるでしょう。
従来型のOCRエンジンは、手書き文字を正しく認識することが苦手でした。しかし、AI関連技術を取り入れたAI-OCRの誕生によって、そうした常識は過去のものになりつつあります。
現在では、一般的な手書き文字はもちろん、枠からはみ出た手書き文字や、二行に分けられた手書き文字、打ち消し線が引かれた手書き文字ですらAI-OCRは正しく認識することが可能です。
社内の経理・会計部門におけるDX化の必要性がますます強く求められるようになりつつある昨今、「わが社もそろそろ…」とタイミングをうかがっている企業担当者の方の数も少なくないかもしれません。
しかし、業務のDX化に成功するためには、書類を電子化する必要があります。事業のさらなる効率化・DX化のための第一歩としても、経理・会計部でのAI-OCRの導入は非常におすすめです。
手書き文字であっても高い精度で認識・電子化することができるAI-OCRなら、手書きの問診表であっても問題なく電子化することが可能です。
最近では、健康診断業務のDX化に特化したAI-OCRソフトウェアの数も増えてきており、健康診断業務でのAI-OCRの導入はまさに今がそのタイミングと言えるかもしれません。
AI関連技術を取り入れたAI-OCRであれば、従来型のOCRが苦手としていた手書きの文字の認識や非定型帳票の処理も問題なくこなすことができます。取引先ごとに書式が違うことがあるなど、煩雑な請求書の管理業であればこそ、AI-OCRの導入によって得られるメリットは非常に大きいと言えるでしょう。