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AI-OCRのメリット・デメリット

目次

紙の書類をデータ化できるAI-OCRは、業務効率化を実現してくれるツールのひとつとして、近年多くの企業で導入・社内浸透が進んでいます。とはいえ、注意が必要なところもないわけではありません。

そこでこのページでは、AI-OCRのメリット・デメリットをそれぞれまとめました。

AI-OCRのメリット

データ入力業務の効率アップ

AI-OCRを利用すれば、紙の書類1枚あたり数秒~数十秒でデータの抽出・デジタルデータ化を実現してくれます。扱う紙書類の枚数が多ければ多いほど、作業時間の大幅短縮が見込めるでしょう。

また、ルーティン化されたパソコン業務を自動化してくれるRPA(Robotic Process Automation)などのシステムと連携すれば、データ入力業務の効率が大幅にアップすることにもつながります。

ヒューマンエラーの軽減→
品質向上につながる

AI-OCRを導入すれば、ヒューマンエラーを防止することができ、データの品質向上につなげることが可能です。とはいえ、実のところAI-OCRでもデータの誤認識は避けられません。

ですが、作業担当者はデータの確認・修正のみに時間が使えるようになるため、データの入力ミスを未然に防ぐ可能性を高くすることが可能です。

データ管理・検索が容易に

AI-OCRで抽出したデータをRPAや電子ファイリングソフトなどと連携させることで、データの管理や検索を容易に進められるようになります。

ペーパーレス化につながる

AI-OCRを導入すれば、データの電子化はもちろんのこと、紙書類の画像データ化も同時に行えるので、万が一書類が必要になった際にも電子データで共有が可能です。

また、取引先から送られてきたFAXをファイルサーバーに蓄積→AI-OCRでデータ化するというシステムを構築すれば、わざわざFAXを印刷することなく、ペーパーレスにデータの電子化が進められます。

AI-OCRのデメリット

文字認識率は100%ではない

どのAI-OCRにも言えることなのですが、どれだけ精度が良くても、文字認識率を100%にするのは事実上不可能だとされています。人間が情報を見誤るのと同じように、AIも情報を読み間違えることがあります。そのため、AI-OCRを導入した場合でも、必ず人の目によるチェックを行うことが大切です。

完全に自動化できるわけではない

AI-OCRを運用中、予期せぬ出来事が起こって停止してしまったり、判断に時間をかけてしまったりする場合もあります。また、対応するフォーマットの定義付けや定期的なメンテナンスが必要になるなど、AI-OCRを導入することで、完全に業務を自動化できるというわけではありません

AI-OCR導入で効果が見込める業務

AI-OCRは、紙の書類を大量に読み取る必要がある業務で活躍します。例えば、以下のような業務で大幅な業務効率アップが見込めるでしょう。

  • 請求書業務の自動化(RPAとの連携)
  • アンケートはがきのデータ化
  • 申込書・申請書のデータ化
  • 発注書・納品書からのデータ抽出
  • 過去の紙資料をデータベース化

まとめ

AI-OCRには利点がある一方で、注意が必要な弱点もいくつかあります。導入したAI-OCRを上手に活用していくためには、利点・弱点をきちんと把握したうえで、企業ごとにあった付き合い方でシステムを構築することが大切です。

なお当サイトでは、おすすめするAI-OCRをご紹介しています。AI-OCRの導入を検討している企業担当者様は、こちらも併せてチェックしてみてください。

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AI-OCRソフト3選
【オンプレミス編】

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おすすめのAI-OCRソフト3選【オンプレミス編】
ここでは、HP上にオンプレミス版の料金が掲載されているソフトの中から、特徴的な3ソフトを紹介します。AI-OCRの導入を考えている方は、自社の課題を解決できるソフト選びの参考にしてください。
確認作業を
大幅効率化
DynaEye11
AI-OCR
引用元:株式会社PFU公式HP https://www.pfu.ricoh.com/dynaeye/product/dynaeye11/
注目ポイント
認識結果は自動で照合
作業者の確認時間を短縮

2つのOCRエンジンが各々の認識結果を自動で突合せ。目視箇所の大幅削減で、作業者の確認時間を短縮

導入実績

金融・流通・農業・建設・自治体・物流・購買

定額 従量課金
トライアル
○ 60日間無償(機能制限なし)
海外ビジネスにも
柔軟対応
AIRead
引用元:アライズイノベーション株式会社公式HP https://airead.ai/
注目ポイント
ロシアや東南アジアにも対応
多言語対応の読取り

日本語・英語の他に、多くの言語の読み取りに対応。海外(シンガポール)での利用実績あり

導入実績

金融・介護・卸売・自治体・運送・製造

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引用元:株式会社PFU公式HP https://www.pfu.ricoh.com/dynaeye/product/dynaeye11/
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トライアル
○ 初月無料
社外から書類を
アップロード
スマートOCR
引用元:AI inside株式会社公式HP https://www.smartocr.jp/
注目ポイント
アプリ連携機能で
      スマホから書類を読み取り

スマホアプリでの書類撮影に対応。AI歪み補正エンジンと組み合わせ整形し文字列を認識

導入実績

金融・卸売・建設・物流・メーカー・M&A仲介

定額 従量課金
-
トライアル
○ 5日間無料(100枚まで)

■選定条件
「AI-OCR オンプレミス」 でGoogle検索(2023年2月27日)をして表示された、検索結果全13ページに表示されたAI-OCR(オンプレミス)ソフトのうち、 HP上にオンプレミスの料金体系が掲載されている3社を選出。
「DynaEye 11 AI-OCR」…料金体系が掲載されている中で、読み取り精度が一番高い
「AIRead」…料金体系が掲載されている中で、多言語への対応が一番多い
「DX Suite(AI inside Cube)」…料金体系が掲載されている中で、唯一作業速度を選べるマシンを提供している
として選出。
※参照元:AI inside公式HP:AI inside Cube 「 https://inside.ai/service/ai-inside-cube-series/

トライアル ○ 初月無料
社外から書類を
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「DX Suite(AI inside Cube)」…料金体系が掲載されている中で、唯一作業速度を選べるマシンを提供している
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※参照元:AI inside公式HP:AI inside Cube 「 https://inside.ai/service/ai-inside-cube-series/

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