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AI-OCRが使えない?

目次

AI-OCRは、企業のDX推進やペーパーレス化、業務効率化を実現してくれるツールとして、近年多くの企業で導入されています。しかしながら「AI-OCRが思ったより使えなかった」「AI-OCRの利用をやめてしまった」というケースも中にはあるようです。

そこでこのページでは、AI-OCRが使えないと言われてしまう場面と、それに対する解決策をまとめました。

AI-OCRが使えないと言われる場面

前提として、AI-OCRには多くのメリットがあり、導入後は多かれ少なかれ何らかの恩恵をもたらしてくれていることでしょう。

そのうえで、AI-OCRが使えないと思われてしまうような場面とは、一体どんな場面なのでしょうか。ここでは、代表的な3つの場面を取り上げるとともに、場面ごとの解決策をご紹介します。

読み取り精度にばらつきがある

AI-OCRが使えないといわれている場面としてまず挙げられるのが、「文字の読み取りがうまくいかない」というケースです。間違って読み込まれてしまった場合、確認作業や修正に余計に手間がかかることになることから、「思ったより使えないんだな…」と不満を抱いてしまうようです。

無料トライアルを受けて確認しておく

AI-OCRの精度を確かめるためには、まず無料トライアルを受けることを強くおすすめします。そのうえで、デジタル化したい紙の書類をいくつか試しに読み取り、精度を確かめることが大切です。

とはいえ、「AI-OCRに100%の識字率を求めることは、現実的には不可能」です。このことは、どの製品を検討する際にも前提として覚えておくようにしましょう。

定型化された書類しか
読み取れない

AI-OCR製品の多くは、決まっている帳票を事前に設定し読み取るタイプとなっており、その例に当てはまらない請求書や帳票などは読み取ってくれないことから、「使えない」と思われてしまっているようです。

事実、形が定まっていない資料の読み取りについては苦手としているAI-OCR製品も少なくありません。

非定型帳票に対応したAI-OCRを
導入する

AI-OCR製品の中には、事前に設定しなくてもAIが学習して読み取りしてくれる、「非定型帳票対応」のAI-OCRがあります。

この機能が搭載されたAI-OCRであれば、いちいち定義づけなどをしなくても、ある程度の読み取りミスは事前に防ぐことができ、多くの帳票や請求書などの読み取りを自動で進めることが可能です。

操作に慣れるまでに時間がかかる

これはAI-OCRだけに限った話ではありませんが、システムの操作にうまくなじめず、導入したことでむしろ作業時間がかかるようになってしまったという声も少なからずあります。これだと、どれだけ高精度なデータ化が進められるAI-OCRであったとしても、宝の持ち腐れになってしまいます。

操作に慣れている人の動きを見せて
もらう

AI-OCRを上手に扱えるようになるために、デモンストレーションなどで操作に慣れている人の動きを見せてもらうのも有効打となり得ます。知っている人からレクチャーを受けるほうが、独学で操作方法を学ぶよりも効率的に製品への理解が深められることでしょう。

まとめ

AI-OCRを導入したものの、読み取り精度が高くない、決まっている帳票しか読み取れなかった、操作が難しい等の、『こんなはずではなかった』を防ぐためにも、きちんと事前準備を行っておくことが大切です。

なお当サイトでは、無料トライアルを実施しているAI-OCR製品も紹介しています。AI-OCRの導入を検討している企業担当者様は、こちらも併せてチェックしてみてください。

料金体系で選ぶおすすめの
AI-OCRソフト3選
【オンプレミス編】

THREE SELECTIONS
\得意分野で選ぶ/
おすすめのAI-OCRソフト3選【オンプレミス編】
ここでは、HP上にオンプレミス版の料金が掲載されているソフトの中から、特徴的な3ソフトを紹介します。AI-OCRの導入を考えている方は、自社の課題を解決できるソフト選びの参考にしてください。
確認作業を
大幅効率化
DynaEye11
AI-OCR
引用元:株式会社PFU公式HP https://www.pfu.ricoh.com/dynaeye/product/dynaeye11/
注目ポイント
認識結果は自動で照合
作業者の確認時間を短縮

2つのOCRエンジンが各々の認識結果を自動で突合せ。目視箇所の大幅削減で、作業者の確認時間を短縮

導入実績

金融・流通・農業・建設・自治体・物流・購買

定額 従量課金
トライアル
○ 60日間無償(機能制限なし)
海外ビジネスにも
柔軟対応
AIRead
引用元:アライズイノベーション株式会社公式HP https://airead.ai/
注目ポイント
ロシアや東南アジアにも対応
多言語対応の読取り

日本語・英語の他に、多くの言語の読み取りに対応。海外(シンガポール)での利用実績あり

導入実績

金融・介護・卸売・自治体・運送・製造

定額 従量課金
トライアル
○ 初月無料
社外から書類を
アップロード
スマートOCR
引用元:AI inside株式会社公式HP https://www.smartocr.jp/
注目ポイント
アプリ連携機能で
      スマホから書類を読み取り

スマホアプリでの書類撮影に対応。AI歪み補正エンジンと組み合わせ整形し文字列を認識

導入実績

金融・卸売・建設・物流・メーカー・M&A仲介

定額 従量課金
-
トライアル
○ 5日間無料(100枚まで)

■選定条件
「AI-OCR オンプレミス」 でGoogle検索(2023年2月27日)をして表示された、検索結果全13ページに表示されたAI-OCR(オンプレミス)ソフトのうち、 HP上にオンプレミスの料金体系が掲載されている3社を選出。
「DynaEye 11 AI-OCR」…料金体系が掲載されている中で、読み取り精度が一番高い
「AIRead」…料金体系が掲載されている中で、多言語への対応が一番多い
「DX Suite(AI inside Cube)」…料金体系が掲載されている中で、唯一作業速度を選べるマシンを提供している
として選出。
※参照元:AI inside公式HP:AI inside Cube 「 https://inside.ai/service/ai-inside-cube-series/